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こんな症状はありませんか? 目の病気について

目の病気について Vol.7「網膜剥離」

ものを見るために重要な役割を担う網膜

網膜は、眼の奥にある厚さ約0.1~O.4ミリの薄い膜で、カメラのフィルムの部分に相当し、ものを見るための重要な役割を担っています。黒い点やゴミのようなものがみえる飛蚊症、眼の中でピカピカと光ってみえる光視症、見ているものの一部が見えない視野欠損、見たいものがはっきり見えない視力低下の症状があったら、網膜剥離かもしれません。おかしいと思ったら、眼科医を受診することをおすすめします。サクマ眼科クリニックでも検査を行っています。

網膜剥離とはどんな病気?

網膜剥離とは読んで字の如く網膜がはがれて網膜の機能が著しく低下してしまいます。網膜の中の網膜色素上皮細胞と神経網膜の接着は弱いので、何らかの原因で神経網膜が網膜色素上皮細胞からはがれることがあります。これが網膜剥離です。症状は周りの視野が歪んで見えたり視野が欠けてきたりします。そして網膜の中心部の黄斑部がはがれると視力が極端に低下します。
網膜剥離は、裂孔原性網膜剥離(れっこうげんせいもうまくはくり)と呼ばれる網膜に裂孔(裂け目)を伴うものが一般的です。眼球の中の硝子体は、30歳代くらいまではしっかりしたゼリー状の組織ですが、中高年になると、液化硝子体と呼ばれる水の部分ができて硝子体が縮んできます。硝子体が縮んでくると網膜からはがれてきて眼球の動きとともに硝子体が眼球内で揺れ動くようになります(後部硝子体剥離)。このとき硝子体と網膜が強く癒着している部分があると、眼球の動きで網膜が引っ張られ裂孔ができてしまいます。その網膜裂孔を放置するとその裂孔から液化硝子体が網膜の下に入り込み網膜剥離になります(図)。それを放置すると失明につながります。
ボールが目に当たるなど、強い力が目に加わって網膜が剥離してしまう外傷性網膜剥離も、裂孔原性網膜剥離のひとつです。

網膜剥離(図)

治療には手術が必要

網膜剥離の検査で最も大切なのは眼底検査です。これは、点眼薬で瞳孔を開き、眼底の様子を調べる検査です。硝子体出血などで眼底が見えないときには、超音波検査を行います。見えない部分の位置を調べる視野検査も行います。そして、治療には手術が必要になります。症状や剥離の進行状態によって、手術の種類が異なります。網膜に裂孔 (裂け目)ができていてまだ網膜剥離を起こしていない場合は、裂け目の周囲をレーザー光でふさぐ「網膜光凝固術(レーザー治療)」、液化した硝子体が裂け目に入り込み、網膜がはがれている場合は、剥離した網膜を元の位置に戻す「網膜復位術」、網膜に裂け目ができたときに血管から硝子体に出血している場合は、出血によって濁った硝子体を取り除く「硝子体手術」を行います。通常の裂孔原性網膜剥離は、90%以上が手術的に網膜を復位できます。剥離の範囲が小さく、剥離してから放置している期間が短いほど、手術後によい視力が得られる傾向にありますので、医師の指示に従って、速やかに手術を受けるようにしましょう。予防のためには定期的に眼底検査を受けることが大切です。

サクマ眼科クリニックでも網膜剥離の検査やレーザー治療を行っています。網膜剥離を起こした場合、通常は手術と最低一週間の入院が必要になります。網膜裂孔の時期に発見されればレーザー治療だけでよく、入院手術をしなくてすむため、時間的にも経済的にも負担が少なくなり早期発見、早期治療が非常に大切です。

眼の異常を感じたらすみやかに受診されることをおすすめします。


参考:参天製薬HP

サクマ眼科クリニックへのアクセス

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